鹿野酒造(石川)蔵元情報     (www.tawaraya-saketen.co.jp)


[代表銘柄] 常きげん            [年間醸造量] 1200石

[代表者]  鹿野 頼宣           [杜氏] 農口尚彦(能登流)


[仕込み水名称(通称)]  白水の井戸(全硬度 3.5)

[原料米栽培方法]  自社栽培(2丁)、契約栽培

[精米方法]  自社精米           [蒸米方法] 和釜、甑 使用

[製方法]  蓋、箱、床          [酒母]   山廃、速醸

[上槽方法]  槽、機械 


[蔵元紹介]

     創業は文政二年(1819年)。代々地主であった為に稲作や茶の栽培も手掛けていました。
    ある年、米の大豊作になり、農民たちとこぞって祝った様がいつまでも続くようにと祈って、
     「常きげん」と命名されました。
     以来、加賀五百万石を中心に、地元産の山田錦、美山錦を100%使用し、自社精米にこだわ
    り、白山の清冽な伏流名水蓮如上人の掘った伝説の「白水の井戸」より湧出する仕込み水を
    使って、能登杜氏と7人の蔵人の”手造り”により、品質本位の酒造りを行っています。出来上
    がったその酒が持つふくよかな香りと味のキレの良さは抜群であり、幾多の鑑評会金賞入賞の実
    績となって示されています。
     平成10年より能登杜氏四天王の1人 農口尚彦氏を迎え、「常きげん 山廃仕込み純米酒」
    や「特別純米酒 幻の加賀の庄」など鹿野酒造を代表するお酒も誕生しています。
     原料の選別から自家精米、仕込み、貯蔵、出荷に至るまで全て少数精鋭でこなしてきた弊社
    に、無形文化財級の杜氏が加わったことで、新たな世紀への基盤が築けたと自負しております。
       (*)名杜氏といわれ惜しまれつつ「菊姫」を定年退職した”農口尚彦”氏を説得し、
           鹿野酒造に杜氏として復帰してもらう。




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