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                               ドッペルボック

 その昔、ヨーロッパ地方の修道院では、ビール造りが盛んでした。
 最も厳格な制度に従う修道士達は、四旬節の40日間断食の修行があり、その間は食物を口にすることができませんでした。しかし栄養補給の理由からか、唯一ビールだけを飲むことが許されていました。そのため修道士達は自らの体力維持の目的で、アルコール度数がとても強いビールを造りました。それが、ドッペルボックです。
 ドッペルボックは断食をしている修道士たちにとっては、「液体のパン」でした。またこの時期はとても寒かったので体を温める為にも飲まれていました。そのためドッペルボックと言う名前ではなく、当時は「サルヴァトア(救世主)」と呼ばれていたのです。


                                アルコール度数 6.5%













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