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平成14年(2002年)
8月 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所を設立(産官学協同)、
坂村プロジェクトリーダー所長に就任
平成15年(2003年)
3月 モンタビスタ・ソフウェア社(組込みLinux最大手)が、
T−Engineフォーラムへ参加
4月 ”春の褒賞” 坂村プロジェクトリーダー紫綬褒章受賞
4月11日 「ユビキタスIDセンター」 正式発足
4月15日.NHK「プロジェクトX」にて、「TRON」が取り上げられる。
「TRONプロジェクト」が、現在に至るまでの経緯を放送。
(*)「TRON」は、1984年(昭和59年)にスタートしたプロジェクトである。
”T−Engine”、”eTRON”、”ユビキタスID”を含むTRONの技術は、
坂村プロジェクトリーダー自らが描いたビジョン(ユビキタス社会)を実現していくための技術であり、
21世紀社会の基幹技術となりうる大きな可能性(潜在パワー)を持っている。
”大器晩生”というが、TRONの器(度量)は大きい!
9月 ”Windows”のマイクロソフト社が、
T−Engineフォーラムへ参加
(*)これを機に、BTRONの「多国語多言語環境」と「実身/仮身ファイルシステム」が、世界中に普及すれば、
人類社会にとって、さらに大きなメリットとなるだろう。
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「自然界」や「宇宙」は、”極小界が極大界に通じる超階層構造”を持つようだ。
BTRONの「実身/仮身ファイルシステム(ハイパーリンク機能)」は、
それを上手く表現できる可能性を持つ。
(*)もともとLinux(UNIX系OS)もWindowsも
”ラウンドロビン・スケジューリング(組込応用の分野には不向き)”であるのに対し、
(タイムスライスを行うスケジューリング・アルゴリズム)
T−KernelやITRONは
”イベントドリブン・スケジューリング”であり、
(高性能なマルチ・タスクを実現するスケジューリング・アルゴリズム)
根本的に設計思想が異なる(応用分野が異なり、対立するものではない)。
10月24日 「ユビキタス・コミュニケータ(UC)」のリファレンス・モデルを発表
(ユビキタスネットワーキング研究所、T−Engineフォーラム)
(*)この携帯型の小さな機器(人がユビキタス・コンピューティング環境と対話するためのコミュニケーションツール)が、
大きな変化をもたらす!
12月 3日 「PHS端末UC−Phone」発表(ユビキタスネットワーキング研究所)
12月11日 TRONSHOW2004「ユビキタス、TRONに出会う」開催
(*)ユビキタス・コンピューティングシステムが構築されてゆくための準備(枠組み)がほぼ整う!
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