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”美味しい”ワインを作ろうとした場合、糖度の高い(凝集感のある)果実が必要となる。
果実は、その土地の気候や天候の影響を大きく受ける。
ワインの醸造においては、補糖(糖度の低い果汁に”糖”を添加して糖度を高める)が認められている(フランスでは、
アルコール度数換算で1%以下)。
補糖を行うと、生成されるアルコールの収得量も高まる。このような補糖処理をした場合でも、
その旨をラベルに表示する義務はない。
糖度の高い果実の多収を目的として栽培しようとすると、病虫害を受けやすくなる。
慣行栽培では、防虫剤(殺虫剤)などを20回以上使用する。
オーガニック(有機)認証の範囲においても、例外的に一部の農薬の少量使用が認められている。
「自然農法に基ずく無農薬栽培」が理想的だが、「自然」を指向したワインは、”繊細”な味わいになる傾向がある。
凝集感のある果実を無農薬栽培で安定的/持続的に収穫するための工夫が大切。
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